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STUDY FOR TWO

STUDY FOR TWO全体では、お金で教科書を買い取らないことと、寄付先を統一していることを決めているくらいSONY DSC

STUDY FOR TWO代表:石橋孝太郎さんインタビュー
『STUDY FOR TWO』公式サイト »


STUDY FOR TWOは、教科書の中古販売を行い、得た利益で途上国支援を行っている学生団体です。団体の今までやこれから、創設に至る経緯などを代表の石橋孝太郎さんに伺いました。

石橋 孝太郎(いしばし こうたろう)さん
学生社会起業団体STUDY FOR TWOを立ち上げ、代表を努める。
studygiftというサービス準備中。若輩CEO。
好きなものはカメラやアニメ/教育とIT。早稲田大学在学中。
いつか、すべての勉強したいと願う人たちが勉強することのできる世界を実現することが夢。

STUDY FOR TWOとは何なのか

—— まずSTUDY FOR TWOの概要と目的を教えてください。
目的は、団体の理念にもなっているんですけれど、勉強したいと願うすべてのこどもたちが勉強できる世界にしていくこと。それから団体メンバー向けの目的として、もっと安い大学の教科書を大学生に対して提供していくことがあります。

そのために何をやっているかというと、大学生から教科書を寄付・提供していただいて、それを大学生に再販売する。そこで得た収入を使って途上国の子どもたちに教育支援をすることを活動内容としています。

—— 集めたお金を使って、どのような支援をしているのですか?

基本的に自分たちは日本国内の活動に特化していまして、簡単に言うと途上国の支援活動の代行を外部のNPOさんにお願いしているんです。一般財団法人の民際センターさんという小さなNPOの中にあるダルニー奨学金プログラムというところに委託をしていて、今はラオスの子どもたちに奨学金という形でお金を提供しています。

——ダルニー奨学金プログラムを選んだ理由はなんですか? 

団体設立したときに、どうやって教育支援をしていこうか、と最初方法論から色々考えたんです。そして、小さくて成果が出やすい奨学金でまずは支援をはじめようということにしました。あとは設立のきっかけにもなった、奨学金に対する思いというものがあったので、それもあいまって奨学金から支援をはじめることは決まったんです。

でも、奨学金支援をやっているところって色々あるので、その中で財務面や活動理念といった要件で支援先を整理していったんです。条件の合った中で男女問わず支援している民際センターさんを選びました。

その後「どこに支援しているんですか」と民際センターさんに聞いてみたら、その当時はタイとラオスとカンボジアに支援していらっしゃった。正直国はどこでも良かったんですけど、「途上国に支援している」と曖昧に言うよりも、国名をあげていった方がやっぱりみなさんイメージを持ちやすいじゃないですか。どこの国に支援するかって考えたときに自分自身がインスピレーションを受けたラオスっていう国が支援先の中にあったので、ラオスに決めました。

——国よりも先に方法や支援先の男女を問わずという理念が大きかったということですね。
STUDY FOR TWOは2010年に設立されたと伺っていますが、まだ設立から3年程度ですよね。短期間での急成長された理由というのは何でしょう?

ここ1年間くらい成長はしていないんですけど、団体設立から2年目くらいからどんどん支部数が増えていきました。

月並みなことを言うようですけど、情報インフラが整ってきた中で、きちんと情報を整理して発信していったことが成長の理由ですかね。ある程度きれいにホームページをつくって、団体内容もしっかり分かりやすいようにしました。30秒くらいで説明できる分かりやすいアイディアっていうのも大事だと思うんですよ。そういったやり方がもたらした結果なんじゃないかなとは思いますね。

STUDY FOR TWOの組織形態

——大学の支部が作られるというのは、学生さんからオファーがあるんですか? 

そうですね。完全に学生の方から支部をつくりたいというお話が来ることもありますし、こっちが講演会なんかをしていて、そのところにいらっしゃって自分もやりたいと言ってくれることもあります。例えば、次上智大学に支部つくりたいから上智大学行ってビラまきをする、というようなことはしていないです。基本待ちの姿勢ですね。

ただ、いざ支部を作るとなった時は一緒に計画練ってあげて反省もして、前例とかも伝えてあげたりとかしてノウハウ共有とかも口頭でやったりしますね。

—— 支部代表を選ぶのは石橋さんご自身が選んでいる形ですか?

つくってくれるというときは、やりたいですって方に「どうぞどうぞ」って支部代表をやってもらっています。2代目3代目と引き継がれていく場合は支部内の人たちで新しい支部代表を選んでもらうという形です。特に僕が人事権を持っているわけでもないので。普通の学生団体だったらなんとか局長を代表が選ぶかもしれないんですけど、僕の裁量権は運営事務局の副代表を誰にしましょうとか、プロモ―ションの一番偉い人を誰にしましょう、とかそれくらいです。それ以外は全部各支部に任せています。

STUDY FOR TWO全体では、お金で教科書を買い取らないことと、寄付先を統一していることを決めているくらいで、あとはその大学にいる学生がしっかりローカライズした支部になって教科書を回収して目標を達成してくれればいいんです。僕がとやかく言うよりも支部の人たちが目標を設定して、理想と現実のギャップはどんな手段でもいいから埋めてもらうというのが基本的な僕のスタンスですね。

(続く ≫)

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Written by wakamonoiz

2013年11月9日 at 1:03 AM

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